e-食安全研究会」実践講習会(No.6) 
HACCPの前提条件=一般的衛生管理(PRP)等の基盤強化
とその実践

好評をもって開催することができました。ご参加の皆様には御礼申し上げます。

      


<開催の趣旨及びご挨拶>
食品業界においては、厚生労働省がHACCP義務化を見据えた「ガイドライン」の改定をすでに行っています。また、
食の安全、安心に対する内外の様々な側面をふまえ、フードサプライチェーンに関与する企業はHACCP義務化に適切に対処する必要があると存じます。

本年度「
e-食安全研究会」の事業内容は、この時宜に応じた内容の講習会、セミナーを開催致したいと考えます。具体的内容としては、まず本年4月にHACCPの基本となる前提条件の実践について、次に9月度の予定で実際の製品のHACCPシステムの作成手順を数回に分けて(HA・危害分析やCCP・クリティカルコントロールポイント、等)実施、最終的に自社製品のHACCPプランを作成する、シリーズの講習会の開催を予定しています。

今回ご案内の第1回実践講習会では、HACCPの前提条件として、幾つかのテーマをあげ実際に機器やシステムを使用し、現場に即した実践講習会とします。この実践講習は、HACCP構築に向けた必須管理事項で、すでに実践されている企業様も再度確認、検証する場にして頂ければと存じます。

               2016年 4月7日 「e-食安全研究会」理事長 吉田 隆夫

                  
 
<開催内容> *定員20名 (参加費無料)
 場所  三共空調(株)3F会議室&ショールーム
 住所 大阪府四条畷市蔀屋本町1−32
 主催
 参加者
e-食安全研究会(食品・医薬安全性確保の課題研究会)
「e-食安全研究会」会員様及びご関係企業様(過去講習会、セミナーにご参加頂きました方)
 主なプログラム
  〜HACCP基盤強化の実践講習会 基礎的な管理(管理の基盤)から〜
   「異物混入等、事故防止対策」及び「微生物防除の為の
洗浄殺菌」について
     1.<製品への異物混入等、事故防止の対策> 
    
作業従事者や搬入物によって持ち込まれる“異物”や“不安全事項”の流入防止を
     いかにはかるか、「更衣」「出入口」から「入場」までのプロセスでの注意点と
     必要な機器(ハード&ソフト)の使用による安全衛生管理について、現物及び
     システムを実際に確認、使用頂いて、実務にお役立て頂きます。
                 
      @作業従事者の入場に際する出入り口における衛生管理事項と適切な機器の使用
     の実際

A   原材料、製品搬出入における注意点と適切な機器の確認と設置の実際
          

B  入場する作業従事者の必要な衛生管理プログラム〜ICカードによる確認〜 
「簡易衛生チェックプログラムの実際」(衛生事項、体表面温度測定、入室履歴等
      

    2.<有害微生物と防除の為の洗浄殺菌> 
       HACCP製造工程において、効果的な洗浄殺菌システム、及び新開発の植物由来
     の成分で安全、簡易にノロウイルスを撃退する“殺ノロウイルス組成物”等について
     使用する手法や実際事例をもとに共に研究頂きます。また、併せて同時に自社の施設
     の配置図面、製造工程における適切な洗浄殺菌システムについての具体的ご検討を
     本講座でご確認頂きます。

      @有害微生物の基礎知識について 
       e-食安全サイト」内の「食安全基礎知識」を中心に確認を頂きます。
      A安全、簡便なノロウイルス対策。及び効果的洗浄殺菌システムの具体的手法に
     ついて
 
             
       
    3.<質疑応答及び個別相談> 
                   
                                                                以上。