☆☆第2回「e-食安全研究会」実践講習会を開催しました☆☆

第2回「e−食安全研究会」実践講習会
ISO22000到来を見据えたHACCPとリスクマネジメントの参加型研究
〜HACCPと危害分析及びリスク、苦情対応の実際経験〜

2005年3月8日(火) 大阪

<主催>e−食安全研究会(食品・医薬安全性確保の課題研究会)

盛況をもって終了致しました。ありがとうございました。

 

プログラム
     
 

[第一部] 一般衛生管理とHACCPの実践

  1.「HACCP」と「PP」理解度・実践度自己検証(10:00〜11:20)
 
アース環境サービス株式会社 役員待遇開発部長 筒井 正造
松下環境空調エンジニアリング株式会社 HACCPエンジニアリングビジネスユニット
プロジェクトマネジメントリーダー 酒井 宏明
    HACCPとPPに関する概要説明のあと、皆さんにはチェックシートを使い、理解度・実践度を自己検証していただきました。その後、ハード対策・ソフト対策の両面から詳細解説を行いました。
   
   
  2.実践 HACCPプランの作成
 「食品製造環境における微生物危害について」 (11:20〜12:20)
 
近畿大学 生物理工学部 生物理工学科 助教授 泉 秀実
    一次加工青果物(カット野菜・果実)を対象に、製造環境における微生物危害とその予防手段について、研究データを交えながら解説しました。また、米国で実施されているカット青果物の適正農業規範(GAP)とHACCPの認証制度(QTV)を紹介しました。
   
     
 
− 休憩 60分間 −
   
   「危害分析表・重要管理点作成演習」(13:20〜14:30)
 
e-食安全研究会 理事長 吉田 隆夫
   

HACCPについての概要説明のあと、6〜8人が1チームとなり、フローチャートを示した課題製品について、危害分析とCCPの設定、HACCPプランの検討を各チームで行っていただきました。演習の最後にはそれぞれのチームが検討結果を報告しました。
<課題>
1班:調理済み冷凍エビ(小売用)、 2班:カレーライス(レストラン)、3班:冷凍餃子(小売用)
4班:カキフライ(給食、配送を含む)、5班:冷凍餃子の小売店への配送

   
 
 
     
 

[第二部] ISO22000とリスクマネジメント

  3.ISO22000・リスクマネジメント、その具体対応の実際(14:40〜16:10)
 
JIA−QAセンター 審査部 食品グループ マネージャー 高野 裕
    ISO22000に盛り込まれているリスク発生への準備とリスク発生後の対応と回収などのマネジメントについて解説しました。講義後半には苦情への対応について事例検討を行いました。
   
 
     
 
− 休憩 60分間 −
   
  4.2005年度「ISO22000」の動向と最新情報(16:20〜17:00)
 
JIA−QAセンター 顧問 茂野 忠樹
    ISO22000の認証取得の必要性について解説し、最新の動向を紹介しました。